白鬚神社・白鬚大明神 - 川南町 -
2010年05月26日
言い伝えによると、白鬚神社は現在の北方、古くから山岳信仰の
行場であった白鬚権現山から天長2(825)年現在の所に鎮座、
明治初年多賀神社と称し、昭和6年から白鬚神社と呼んだ。
境内には樹齢三百年以上と言われる楠や杉が繁り、牛馬の守護神として
内外の参詣も多かった。藩制時代秋月藩の信仰も篤く、雨乞祈願、
病気平癒のため藩主や藩主代参の記録も残っている。
白鬚神社の元宮は滋賀県高島町鵜川の白鬚神社と言われ、
百済系渡来人の神が祭られている。木城町の比木神社も渡来系の
神が祭られ、白鬚神社との相互に関する伝承も伝えられている。
文化15(1818)年清武の儒学者、安井滄州と二男南陽(息軒)が
延岡往復の旅の帰路で、唐瀬原を通り白鬚宮に参詣した記録が残っている。
滄州父子は俳諧に通じ漢詩に堪能で、唐瀬原や白鬚神社での作品、旅日記
「卯の花」を残している
